羽毛布団

羽毛布団徹底攻略。失敗しない羽毛布団の選び方

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このページを見ている人は、どんな羽毛布団を選べばいいか悩んでることだと思います。それもそのはず、羽毛には1万円から100万円以上のものまで幅広くあるのです!
何を基準に選べばいいのか。お客様からの質問は絶えません。

また、残念ながら羽毛布団には偽造の問題が出てしまいました。

羽毛産地偽造の問題。

http://www.asahi.com/articles/ASJ4F5WR6J4FUUPI003.html

2016年5月に大きくメディアでも取り上げられました。販売されている多くの羽毛がヨーロッパ・ロシア産で中国産という記載で販売されている羽毛布団はほとんどありませんでした。しかし、2015年の輸入された羽毛原料の数量をみると、中国48%、台湾29%、ヨーロッパ・ロシアからは17%という割合になります。ヨーロッパ・ロシアからは羽毛の輸入自体がそこまでないのです。

安価の商品を追求しすぎていることと、産地特定が難しいため、このような偽装の問題が起こっています。実際に販売する業者はもちろん、消費者の方々も信頼できるところから購入することが必要です。

羽毛布団を購入するに辺り、ますます悩んでしまうようになったので、羽毛布団についてしっかり解説していきたいと思います。

羽毛布団の選び方

結論から述べると1番重要なのは綺麗で大きな羽毛がどれだけ入っているか?です。
その指標として2つあります。

  • ダウンパワー(DP)
  • ダウン率

ダウンパワーについて

羽毛をお探しならダウンパワーという言葉を耳にしたことがあると思います。ダウンパワーとは、30グラムの羽毛を内径29cmの円筒入れ、94.3グラムの円盤をのせる、2分後の底から円盤までの高さを計測してダウン1g当たりの容積を表したものです。

どこの産地の鳥だとか、ダック・グースだとか、親鶏であるとか、頭がこんがらがってしまう方も多いと思いますが、結局はその羽毛がどれだけの保温力があるか。というのが大事なので、

1番見るべきところはこのダウンパワー。羽毛のかさ高性なのです。

日本羽毛協同組合はダウンパワーによって以下のように羽毛布団をランク付けています。

「4つのランク付け」

ラベル 品質 ダウンパワー
ニューゴールドラベル ★★★ 300DP以上
エクセルゴールドラベル ★★★★ 350DP以上
ロイヤルゴールドラベル ★★★★★ 400DP以上
プレミアムゴールドラベル ★★★★★★ 440DP以上

左の羽毛からスペック↓

中国産ダック 340DP
イギリス産ダック 360DP
ポーランド産グース 400DP
吉林省産マザーグース 460DP

同じ羽毛の量でもダウンの大きさでこれだけ笠の高さが変わってきます。

ダウン率について

ダウン率は1枚の羽毛に入る純粋な羽毛の率です。羽毛は羽根の部分と繋がっているため、完全に羽毛のみを入れることはできません。少なからず他の夾雑物も入ってしまいます。出来る限り夾雑物を除去した方が保温力が高まります。また、フェザーの部分は芯が残っていることがあるので、生地を傷めてしまったり、吹き出しの原因となります。

左 ダウンパワー340 ダウン率85%の羽毛
右 ダウンパワー460 ダウン率95%の羽毛

同じ1.1kgの羽毛布団でもこれだけボリュームの違いが出ます。

この2つの指標で、より大きくて保温力の高い羽毛がどれだけ入っているかということがわかります。価格の変動が大きく出るのはこの羽毛の質です。羽毛布団は多くの方が10年以上使用しており、長く使うものなので、是非暖かくて気持ちのよい羽毛布団を選んでください。

羽毛布団の生地について

羽毛布団の生地は大きく分けて、ポリエステル、綿が使用されています。高級なものであればシルクを使っているものもあります。ポリエステルは石油でできている化学繊維のため、静電気や、天然繊維とくらべて肌に負担をかける等の問題がありますが、繊維が細く生地を柔らかくすることができ、安価での生産販売することができるため、多くの羽毛布団に使用されています。

綿は天然繊維のため、価格が高くなりますが、綿がやはりおすすめです。綿の太さは「番手」という単位で表現され、番手の数が大きくなるほど、繊維が細く、しなやかで肌触りの良い生地になります。綿が細ければその分繊維が長くなるため、60番手以降から超長綿と表現されています。筆者個人の感想になりますが、60番手はまだ少し固くゴワついた肌触りだと感じます。80番手、100番手という単位になってくるとしなやかでとても気持ちのよい側生地に仕上がります。

シルクはもちろん言うまでもなく素晴らしい肌触りです。吸湿発熱性にもすぐれ、アミノ酸が肌に近いので、シルクから肌に浸透し、肌が綺麗になるとも言われています。羽毛の側生地程の使用量になるとかなり価格が高くなります。

また、特殊な加工を施している生地もあります。西川リビングが販売しているゴアテックスは水蒸気を通すがハウスダストやダニを通しません。

中からの埃も外に出すことがないので、羽毛布団で唯一アトピー協会推薦の羽毛布団を作ることができます。

肌が敏感な方には間違えなく1番おすすめの側生地になります。

まとめると

  • ダウンパワー
  • 羽毛の混入率
  • 側生地の品質

この3つを抑えて検討する。そして信頼できるショップで購入するということが重要です。

とはいえ、まず寝てみないと実際何がいいのかわかりません。結局体感するのが1番なので、是非一度専門店へ行って羽毛の掛け比べをしてみてください。

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